術式

高濃度ビタミンC点滴療法

施術内容

高濃度ビタミンC点滴療法は米国ライナス・ポーリング博士が提唱し、ガンの代替治療法として現在最も注目されている治療法の一つです。
ビタミンCのもつ様々な効能によって肌の若返り、老化防止などにも大変効果的な治療法としても知られています。
ビタミンCの効能として以下のものがあります。

• 脱水状態の方
• 糖尿病にて血糖コントロール不良の方（ビタミンC点滴により見かけ上血糖値が上昇することがありますので、血糖測定は施術後６時間以上空けてください。）
• 尿管結石や腎結石の方
• 腎機能が低下している方
• 鉄代謝異常や溶血性疾患の方

ビタミンCは一定の血中濃度を保つことで美肌作用が得られますので定期的に点滴を受けられることをお勧めします。

施術における注意事項

表皮に対するダメージがほとんどないため、レーザー照射で二次性色素沈着が予測される方にぴったりの治療法です。
フォトフェイシャルやビタミン点滴、トラネキサム酸導入などの治療との併用も可能です。
肌荒れや乾燥肌はもちろん、肝斑やニキビ、アトピー性皮膚炎などにも有効です。

合併症

ほとんどありませんが、以下のことが起こった場合には早急に対処します。

• 血管穿刺部位の痛み
• 頭痛、吐き気など
  ※これらは点滴速度の調整などで大半が改善します。
• 極めて稀ですが、尿管結石、腎機能障害、溶血、薬剤性ショックなど

術後の注意事項

術後に異常を生じた場合はご連絡下さい。
ご心配なことや、何かあるときは、必ず医師の診察をお受け下さい。