術式

鼻尖形成・鼻柱延長

手術内容

局所麻酔・静脈麻酔・全身麻酔いずれかで手術を行います。
両側の鼻の穴の内側および鼻柱部に切開を行い、軟骨移植を行って鼻の高さを形成します。
軟骨は耳介軟骨または鼻中隔軟骨もしくは両方より採取いたします。

手術後の経過

• 術後2、3日は少し腫れぼったい感じになります。（個人差があります）
• まれに瞼に内出血（紫斑）が出る場合がありますが、時間が経つと消失します。
• 術後1週間頃までは鼻の形を整えるため、テープ固定します。
• 術後1週間より時間の経過とともに自然な鼻筋になります。
• 抜糸は術後約7日目に適宜行います。
• 人間の顔は非対称のため左右対称とはならず、位置が全く中央にならない場合があります。

合併症

移植軟骨部に炎症が起こり、極めて稀に露出することもあります。
特に鼻を触るくせのある方、ニキビが化膿しやすい方は炎症などが起こる可能性が高くなります。

術後の注意事項

• 鼻を強くぶつけないように気をつけて下さい。
• めがねやサングラスをかける方は、強く押し付けないように注意して下さい。
• 創の安静のためにも術後は激しい運動、飲酒などは避けて下さい。
• 術後に異常（強いかゆみ、痛み、出血など）を生じた場合はご連絡下さい。
• 入浴は、当日より胸から下の部分のシャワーは可能ですが、創部をぬらさないように注意して下さい。
• メイクは、鼻以外、術後翌日から可能です。
• 内服薬を飲んで、胃もたれ、発疹などの症状がありましたら、内服を中止して下さい。
• ご心配なことや、何かあるときは、必ず医師の診察をお受け下さい。