きぬがさクリニック院長のあいさつ
大阪・難波と梅田、 兵庫・姫路にある美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科・エイジングケアをおこなう総合美容医療クリニックです。
当クリニックは、いわゆる「マル適マーク」といわれる、内閣府から認定された美容分野の内閣府認定 公益社団法人 日本美容医療協会(JAAM)の認定施設です。また、日本医学脱毛学会の認定施設でもあります。
平成元年の開院以来、美と若さを追及するみなさまのご希望に応えるため、さまざまな悩みを抱えて訪れる患者さんのため、できるだけ多くの選択肢を提供したいと考えています。そして、治療の可能性を広げるために、美容・形成外科医7名、皮膚科医3名、麻酔科医2名の専門医師・スタッフを充実させ、それぞれが協力して、美肌治療からプチ整形、シワやたるみを取る手術など、現代医学に裏付けられた最先端の医療技術や機器を駆使し、高度な技術で治療にあたっています。
現在ではレーザー機器11台、レーザー脱毛機器8台、光・高周波治療機器12台、その他美容治療機器19台の計50台を導入し、さらに幅広く、多くの患者様が喜んでいただけるよう、いくつもの治療法をご提案いたしております。
より美しくなりたい方、いつまでも若々しくありたい方、容姿にコンプレックスや悩みをお持ち
の方々に対して、まず何よりも美容医療を正しく理解していただきたいというメッセージを贈ります。 美容医療とはどのようなものなのかをしっかり把握していただければ、無用な不安や危惧から解放されるはずです。その上で安心して治療を受けていただきたいのです。
美容医療とはどのようなものかをしっかり把握していただければ、無用な不安から開放されるはずです。
その上で安心して治療を受けていただきたいのです。大胆なイメージチェンジというよりも、自然に、周りから気づかれない程度に少しずつ美しくなりたいと願う人たちが増えています。 手術についても自然な変化を与えるような技術が追求され、実現されるようになりました。 先端医療の進歩により、美しくなりたい方々をサポートする美容外科手術も、ぐんと安全に行えるようになりました。
もはや美容医療は、心身の健康を保つための大切な要素の一つです。そして、きぬがさクリニックの美容医療は、トータル・ビューティーを目指すあなたを全面的にバックアップいたします。
きぬがさクリニック 難波院
きぬがさクリニック難波院 院長 衣笠 哲雄
経歴
- 1982年
- 奈良県立医科大学卒業
- 同大学附属病院勤務
- 1989年
- きぬがさクリニック開院
- 1995年
- 日本美容外科学会 理事就任
- 2000年
- きぬがさクリニック大阪院を難波に移転
- 2002年
- 大阪大学医学部非常勤講師
- 2004年
- きぬがさクリニック姫路院開院
- 2009年
- きぬがさクリニック開院20周年
- 2016年
- 奈良県立医科大学 非常勤講師
- 2021年
- きぬがさクリニック梅田院開院
所属学会
- 日本美容外科学会
(第75回・第107回 日本美容外科学会・会長) - 日本形成外科学会
- 日本医学脱毛学会
- 日本皮膚科学会
- 日本臨床形成美容外科医会
- 日本臨床皮膚外科学会
- 日本レーザー医学会
- 日本再生医療学会
- 日本医師会 大阪府医師会 等
資格
- 医学博士
- 日本美容外科学会・専門医・評議員
- 日本美容医療協会・適正認定医
- 日本臨床形成美容外科医会・理事
- 日本医学脱毛学会 同学会認定施設・認定医
書著紹介「BEAUTY BIBLE 総合美容医療ガイド」
読めばもっと自分が好きなる。
幅広く、豊富な治療法のきぬがさクリニックの院長が自ら筆をとったこの一冊で、きっとあなたのお悩みは即解決。
現代医学に裏付けられた最先端医療のレーザーや内視鏡手術などを駆使し、高度な技術で治療にあたっている「きぬがさクリニック」総院長、衣笠哲雄による美容医療のガイドブックです。
プチ整形、アンチエイジング、脱毛など、分野ごとに解説します。
著者:美容外科専門医・医学博士 衣笠 哲雄
きぬがさクリニック難波院 副院長 田原 真也
略歴
- 1997年
- 神戸大学大学院医学研究科形成外科学初代教授
- 2007年
- 医学部附属病院に美容外科を新設(国立大学では初)
- 2016年
- 神戸赤十字病院院長
- 2018年
- 明和病院特任院長兼形成外科主任部長
- 2022年
- きぬがさクリニック難波院 副院長
所属学会
- 形成外科専門医 指導医
- 日本形成外科学会名誉会員
- 日本創傷外科学会名誉会員
- 日本マイクロサージャリー学会名誉会員
- 日本形成外科手術手技学会名誉会員
- 神戸大学名誉教授
特別外来の説明
① 乳房外来
乳房が小さい、大きすぎる、形が悪い、などは主観的な悩みです。外来受診の際には、ます悩みの内容をしっかり受けとめながら診察をします。ご自身の病態を客観的、科学的に正しく診断して説明いたします。その上で医学的に妥当で安全な手術法について提案します。そのためにはゆっくり時間をかけた対話が必要です。その流れの中で患者—医師間の理解と頼関係が成立します。ご自身にとって最善の方法を十分に理解した上で手術を受けていただくのが大切と考えています。
② 美容手術後遺症外来
「手術の結果に納得がいかない。質問しても、答えがなく、別の手術を勧められた」。よく耳にする愁訴です。当外来では、まず経過についてよくお聞きします。「手術」というと聞こえはいいのですが、医者がメスを用いて怪我をさせることに他なりません。したがって怪我という侵襲で一旦悪い状態に落ちたとしても、一定のダウンタイムの後には、術前にいた場所よりもずっと高い、いい場所に上がれるというのが手術の目的です。不満足な手術結果に対して優れた修正方法であっても、その施行時期を誤ると、結果は悲惨です。
ご自身が術後回復過程のどこにいるのか、どう対処するのが最善なのか、よく理解していただいた上で治療法を提案していきたいと考えます。
専門手術の説明
1. 先天性眼瞼下垂症手術
生まれつき瞼を挙げる上眼瞼挙筋の機能が低下しているのが原因です。
大腿張筋膜またはゴアテックスを移植して、前頭筋(眉毛を挙げる筋肉)の力で上眼瞼を挙げるようにします。
2. 腱膜性眼瞼下垂症手術
上眼瞼支持組織である瞼板と眼瞼挙筋との結合が伸びて弱くなっているのが原因。挙筋自体は機能が保たれているので、挙筋腱膜を瞼板にしっかり止め直して挙筋の力が瞼板によく伝わるようにする手術です。挙筋前転術といいます。
3. 上眼瞼皮膚弛緩症手術
年齢とともに上眼瞼の皮膚がたるんで瞳にかぶさって、視野を妨げる状態です。眉毛のすぐ下で余剰の皮膚を切除すると傷跡も目立たず、視野が確保されます。眉毛下皮膚切除術といいます。
4. 目袋修正術
年齢とともに下眼瞼の皮膚がたるんで皮下の眼窩脂肪のため、袋状に膨らんだり、垂れ下がった状態を目袋(baggy eyelid)と言います。治療は下眼瞼のまつげのすぐ下の睫毛下切開から余剰の皮膚と緩んだ眼輪筋を切除すると同時に、眼窩隔膜を切開して眼窩脂肪の位置を移動させて、目袋を消失させる手術です。ハムラ法と呼ばれます。術後目袋が目立たなくなるだけでなく、涙袋(まつげ直下のふくらみ)が強調されて若々しい下眼瞼になります。
5. 重瞼術 切開法
二重まぶたのシワの線に合わせて切開、瞼縁の皮下を剥離して余分な眼輪筋、脂肪を除去して上眼瞼の瞼板と臉縁皮膚をしっかり固着させます。瞼縁の腫れぼったさが解消され、まつげの方向が上向きになってすっきりとした二重まぶたになります。
6. 睫毛内反症 ホッツ氏手術
まつげの方向が内向きに生えるため、角膜や結膜を刺激したり、傷つけたりする状態です。上記の重瞼術切開法と類似した手術ですが、二重まぶたのシワに合わせて切開、瞼縁の皮下を剥離して瞼縁を翻転させて上眼瞼の瞼板にしっかり逢着します。これでまつげの方向が外向きになります。
下眼瞼も涙袋下縁の切開から上眼瞼と同様の手術をします。
7. 隆鼻術
①鼻腔入孔部切開(Gull Wing Incision)もしくは②鼻腔内切開(IC Incision)からシリコンインプラントを鼻背・鼻柱に挿入する手術です。鼻を高くするというよりは鼻筋の通ったノーブルな印象にするのが目的です。
①の切開は②の切開に比べて鼻腔外の皮膚に一部傷跡が残るのが欠点ですが、鼻翼軟骨の修正も行えるのが利点です。
8. 唇裂二次修正手術
先天性唇裂(兎唇)は生後3ヶ月頃に手術を受けますが、成長とともに手術瘢痕が目立ったり、上口唇に変形が生じたりします。すでにある瘢痕を利用して解剖学的に正しい位置に組織を移動すると同時に目立ちにくい傷跡になるよう瘢痕修正をします。
9. 唇裂外鼻修正術 鼻中隔軟骨移植術
先天性唇裂は上口唇の変形のみならず、外鼻の変形も生じ、唇裂斜鼻と呼ばれる状態をもたらします。これに対して鼻翼軟骨、鼻背軟骨、鼻中隔軟骨の修正や鼻腔底に骨髄移植をして、外鼻の変形を修正します。ときに隆鼻術に用いるインプラントも利用します。
10. 埋没耳修正術
耳介の上部が頭の皮膚の中にめりこんだ形になっている先天異常です。小児の耳介の大きさは5歳で成人の耳介の大きさの9割を越えますので、小学校入学前に修正手術を行うことが多いです。ただし、それまでの間、矯正スプリントによる保存療法を行えば耳介の成長とともに正常な形態に近づけることができて、手術は必要なくなることもあります。たとえ、手術になったとしても、それまで矯正しておいて、最後のひと押しを手術で仕上げる方が、手術だけよりはるかに優れた結果が得られます。手術は耳介後面を切開して耳介皮膚を剥離、耳介軟骨を露出させて、耳介軟骨を削ったり縫合したりして耳介形態を整えた後、皮膚を縫合して終了します。
11. 耳介変形修正術 副耳、耳垂裂、折れ耳、カップ耳、スタール耳など
先天性の耳介形態異常は埋没耳以外にも様々です。副耳、耳垂裂に対しては8ヶ月から1歳くらいに軽い麻酔で30分ほど眠らせて手術をします。そのほかの耳介異常はいずれも5歳くらいまでは保存的にみます。矯正治療の効果が期待できる症例では、断続的に続けます。小学校入学前くらいに手術療法の要否を決めます。手術は耳介後面を切開して耳介皮膚を剥離、耳介軟骨を露出させて、軟骨に切開を入れたり、一部切除したり、縫合したりして形を整えた後、皮膚を再び被覆します。
12. 豊胸術 シリコンインプラント移植
豊胸術は乳房下のしわの部位を3〜5cm切開して乳腺の下を剥離してポケットを作成します。ここにシリコン製インプラントを挿入して乳房を美しく起立させる手術です。
13. 陥没乳頭 保存法、手術法
陥没乳頭の治療目的は授乳です。赤ちゃんが口に含むことができるよう、まずは保存的な方法を試します。断続的に吸引をかけて乳頭を吸い出す方法です。保存的療法で効果のない場合、手術療法になりますが、目的が授乳ですから、乳頭周期を切開したら、乳管を切断しないように温存しながら、乳頭を引っぱり出します。さらに後戻りがないよう引き出した乳頭基部に皮弁を埋設して後戻りがないよう固定するのが大切です。
14. 乳房形成術 Mastopexy 、 Reduction Mammaplasty
いずれの手術も皮膚切開のアプローチは類似していますが、内容は異なります。年齢とともに下垂した乳房を挙上して張りのある若々しい乳房にするのが、Mastopexy(乳房固定術)。ボリュームは減らずに乳房皮膚の緊張が増します。一方、大きすぎる乳房の脂肪を切除して減量すると同時に、乳房形態を整えるのがReduction Mammoplasty(乳房減量術)です。
15. 熱傷瘢痕および拘縮形成手術 皮弁形成術、植皮術など
熱傷は治る過程で傷跡の収縮が起こります。特にII度より深いやけどの場合、治癒過程でケロイドが生じたり、拘縮(ひきつり)が生じたりします。高度の場合はきずあとを母地に皮膚癌が発生(瘢痕癌)することもあります。ケロイドや拘縮の程度に応じて皮弁形成術や、植皮、組織移植も必要になります。
16. ピアス後トラブル ケロイド、Inclusion cyst、外傷性耳垂裂など
耳介にピアス孔を設けたあと、適切な管理をしないと、傷が化膿したり、ケロイドになったり、できもの(InclusionCyst)ができたりします。また衣服に金具が引っ掛かって、耳介が切れたり(外傷性耳垂裂)します。手術的に治療しますが、再発予防のため、アフターケアが重要になります。
17. 母斑、皮膚腫瘍切除術 Punch Out切除 分割切除
面積の大きいものはレーザーの適応になりますが、小さなあざ・ほくろは鋭利に切り取ることも、術後の傷跡を目立たせない有力な方法です。例えば、顔などにある直径5mm以下のほくろは鋭利な円筒メスでくり抜いてしまうと、最小の傷跡で治すことができます。またある程度の大きさのあざでレーザーが効きにくかったり、効果が不十分な場合、何度かに分けて切除する分割切除(Serial Excision)が有効なことも少なくありません。
18. 下腿静脈瘤 高位結紮、静脈ストリッピング
年齢とともにふくらはぎの静脈が累々とこぶ状に膨らんで、醜い状態になることがあります。この根本原因は膝より上にある太い皮静脈(大伏在静脈)の静脈弁の機能不全で、本来足先から中枢に向かって流れるべき静脈が逆流して下腿に鬱血することが原因です。治療は深部静脈(正常に抹消から中枢に向かう静脈)と大伏在静脈の合流枝を止めてしまう「高位結紮術」や、大伏在静脈を引き抜いてなくしてしまう「静脈ストリッピング」という方法があります。術後ふくらはぎの静脈瘤は目に見えて縮小します。それでも目立つ場合は局所麻酔で瘤切除を追加します。
19. 巻き爪・陥入爪根治術
巻き爪と陥入爪(刺し爪)とはよく混同されますが、別々の病態です。よく「爪の端が趾の皮膚にくい込んで痛い。巻き爪でしょうか?」と訴える方がいますが、これは巻き爪ではなく、正確には陥入爪です。巻き爪は本当に丸く巻いて変形しますが、痛みはないのが通常です。治療は貫入詰に対しては痛みを伴って晴れている側の爪をごく一部、部分抜爪した後、爪基部の爪母を薬剤で焼灼します。翌日から痛みも減少して歩けます。巻き爪は趾の骨の異常を伴っているので、全抜爪して趾背側の骨を削って爪床の形を整える手術になります。
20. 脂肪吸引・注入術
下腹部、臀部、大腿、上腕などに余剰の脂肪がついて下垂したり、変形したりという悩みに対しては、脂肪吸引術が有効です。
一方、怪我のあとや打ち身のあと皮膚表面が窪んだ状態になることがあります。また外科手術後に陥凹変形が起こることもあります。これら身体の陥凹変形に対しては、脂肪注入を行います。腹部など余剰に存在する脂肪を吸引して、調整した後、陥凹部に注入する方法です。注入脂肪は30〜40%の吸収がありますので、部位、症例によっては追加注入が必要になります。
きぬがさクリニック 姫路院
きぬがさクリニック姫路院兼医療法人創美会 理事長 岡田 雅
経歴
- 1998年
- 大阪医科大学卒業
- 大阪医科大学 形成外科学教室入局
- 2000年
- 大阪医科大学 大学院入学
- 2004年
- 埼玉総合医療センター形成外科助手
- 2005年
- 大阪医科大学形成外科助手
- 2007年
- 清恵会病院形成外科医長
- 大阪医科大学非常勤講師
- 2008年
- 清恵会病院形成外科部長
- 2010年
- 大阪医科大学形成外科助教
- 大阪医科大学形成外科講師
- 2016年
- 大阪医科大学形成外科診療准教授
- 2018年
- きぬがさクリニック姫路院院長兼大阪院副院長
- 大阪医科大学非常勤医師
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本美容外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
- 日本乳房オンコプラスティクサージャリー学会
- 日本マイクロサージャリー学会
資格
- 医学博士
- 日本形成外科学会 指導医・評議員
きぬがさクリニック 梅田院
きぬがさクリニック梅田院 院長 荘園 雅子
経歴
- 2000年
- 大阪医科大学医学部卒業
- 大阪医科大学付属病院勤務
- 2015年
- きぬがさクリニック姫路院 副院長就任
- 2018年
- きぬがさクリニック大阪院 副院長就任
- 2023年
- きぬがさクリニック梅田院 院長就任
所属学会
- 日本美容外科学会 正会員
- 日本美容外科医師会 正会員
資格
- 医学博士
- 麻酔科標榜医
- 日本麻酔科学会 認定医
(元専門医・指導医) - ボトックスビスタ® 認定医
- サーマクール 認定医
- ミラドライ 認定医