術式

フラクセルⅡ

施術内容

フラクショナルレーザーとは、肌を削ったり剥がしたりすることなく皮膚の再構築・新生（生まれかわり）を可能にした最新のレーザーです。
原理として、肌に無数の目に見えない程度の微細な穴をあけ、その周りにある皮膚の細胞の働きによって、穴をあけた部分の再生を促し、肌を徐々に新しくしていく方法です。
更に、皮膚の深部まで熱作用を及ぼし、照射面に均等にレーザー光を浸透させることにより、コラーゲンの新生を促し増殖させていきます。数回くり返して行うことにより、肌を生まれ変わった皮膚に入れ替えるような効果を発揮します。
尚、コースにて申し込みをされた場合、5回コースで1年間・10回コースで1年半の有効期限となります。

施術後の経過

術後5、6時間～2、3日程度は施術部位に赤み、腫れが残る場合があります。
角化周期の亢進によって角質が浮き立つ様な現象がおこる場合があります。薄いかさぶたのようなものがとれることがあります。
施術後、徐々にコラーゲンが増殖します。治療は通常、4～6週間に1回行います。治療回数は治療目的によりますが、ニキビ跡、妊娠線に関しては通常、3～6回の治療が必要です。
痤瘡後瘢痕性陥凹（ニキビ跡）がきわめて強い場合には、8～10回程度またはそれ以上の回数が必要となります。コラーゲンの増生は約10～20週間でそのピークに達します。
満足を得られるまでの膠原線維の強度と弾力性になるには、半年から一年の治療期間が基本となります。また、美肌治療（肌のハリ）に関しては一回の治療でも効果があります。

合併症

ほとんどありませんが、以下のことが起こった場合には早急に対処します。
強度の赤み・痛み、乾燥肌、感染、炎症など
まれに熱傷、熱傷性瘢痕、色素沈着など。

術後の注意事項

• 術後に異常（強度の赤み・痛み、乾燥肌、感染、炎症など）が生じた場合はご連絡下さい。
• 一時的に肌が乾燥したように感じる場合があります。この様な場合はしっかりと保湿剤を塗布して下さい。
• 入浴、洗顔は手術4～6時間後から可能です。2～3日は温泉、サウナ、水泳は控えて下さい。
• 刺激の強いフルーツ酸入りや漂白作用のある化粧品は1週間程度避けて下さい。
• 紫外線を予防し、日焼け止めをしっかり塗布して下さい。
• 肌荒れや日焼け等の肌状態によっては、当日施術を受けられない場合がありますのでご注意下さい。
• ご心配なことや、何かあるときは必ず、医師の診察をお受け下さい。